毒を放ち蠢く 集合体 緩い監視の目から 逃れて 弱り切った獲物 貪るような ハイエナのような目ギラつかす 平等に扱う気は 毛頭ない 1つに標的を絞り マウント取った ジャイアン気取りで 心の痛みを紛らわす 少し暖かい綺麗な血の中に 溶け出してたい 傷を舐め合いながら 鋭く光る綺麗な刃物で 裂いて 殺す価値も無いくらいの味も 素っ気もない私なんて 所詮家畜と同等の肉の塊だから せめて誰か沸き立つほど グツグツ煮込んで美味しく 食べてくれたらいいけど 跡が残ることなど想定内 流れる先も目に見えずに 逃げる道をただ手探るみたいに 独りで別の傷を刻む 少し暖かい白いミルクの中で 泳いでいたい昨日までを溶かして 甘い匂いに包まれたままで ずっと 殺す価値もないくらいの 無味乾燥な私なんて 所詮はただのエゴの塊だから 他人の不幸は確かそう シチューかなんかの味って 言ったっけ 別にどうでも良いけど 殺す値打ちだけでも 少しは欲しいから せめて最後は愛を語らいながら 血生臭くならない様に ミルクと煮込んで料理して 全部残さず食べてね
