たまに霞んでいく 目に降り注ぐ 誰かに会えたから 誰かを捨てるのか タイムスリップが夜明けすぎに ともなくやってきて 足跡をたどる ひとりは楽だけど なにもできないので カーテンの合間に見える夜も なんか白い靄が かかっていて 良い思い出だけが生き残ってる みんないるけど ひとりきり 見知らぬ都会で知ってるふり なんでここにいるんだっけ? わかった気になってるだけかな せっかく通り過ぎたのに 境界線はまだ超えられない ずっとそっと見てた 街はどっかで 歌いだしている 退屈の列車に 飛び込め まだ間に合う きっともっと単純な 気がしていたけど 忘れてる 螺旋状の列車に 乗れる気はまだしてない ずっとそっと見てた 街はどっかで 歌いだしている 夕凪の列車に 乗れない まだ帰れない ずっとそっと見てた 街はどっかで 歌いだしている 最終の列車に 飛び込め まだ間に合う なんでいつもこうやって 迷路みたいな夢がやめられない 最終の列車が あるけど もう帰らない