太陽がふいに俺を誘(いざな)う 偶然がくれた静かな午後 ゆるやかに続く丘を選んで 青く透きとおる海に逢いにきた 寄せては返す さざなみ 止まることないメロディー その姿永遠(とわ)につなぐように 追いかけてゆくよ 夢の行方 遠くきらめいた 風の中のプリズム ほどけた靴ひもを結び直して 不思議な時代を確かめてる 『青春だ』なんて照れ臭いのは たぶん本当にリアルだからだね 悩みの破片(かけら)いつしか 水平線に消えてく まっすぐに今を生きればいい 見失わないさ 夢のありか 気持ち映し出す 風の中のプリズム 追いかけてゆくよ 夢の行方 遠くきらめいた 風の中のプリズム