通り過ぎた風が残したのは 懐かしい匂いと 「ぽつり…」 雫の音 キミの上で 光はじけてゆく 届けたい言葉は 胸の奥にめぐる 雨のカーテン 閉ざされたままの陽射し 重くなった黄色い長靴 脱ぎ捨てて 季節を感じてた 雨は降り注ぐ かすかに凍える花よ そっと 瞳を閉じたなら 夢の中であたためてあげるよ… <♪> 波に消える 優しい雨の模様 静かに響いてる 「ぽつり。ぽつり。ぽつり…」 水の上で金色に溶ける朝陽 その温もり 溢れる輝き 抱きしめて 未来を信じてた 雨は降り続く 咲き誇る白い花よ 少し微笑んで見えたけど 大丈夫 背伸びしないで 平気だから… <♪> 雨はいつかやんで その花びら散らすだろう 心に咲いた雨降花 キミのこと 忘れないと誓うよ