ある日君が笑顔で寄ってきて 琥珀色の箱を差し出した 「想像してこの箱の中に 未来が全部入っていて お好きな物を取り出せるなら 何を望むの?」 「君を失う悲しみや一人ぼっち、 寂しさ もしも取り除いてくれるなら 空っぽでいいんだよ」 振り返ればいつかいなくなるって 誰もが皆知っているんだろう? 望む未来選び放題だ あれもこれも欲しくなる 山積みになった希望を見て ふと虚しくなる 愛の形、成り立ちは 心を受け取ることと言う だから心は真ん中に 君から僕の中 君を失う悲しみは 今も消えない傷跡 その分優しくなれたのかな? 温もりも その笑顔も 一緒にしまっておこう 君のくれたアイツは空のまんま 無邪気だった思い出と共に