上手く歩けなかった 素直になれなかった 強くなりたいと 夢ばかり見ていた 歩道の影に揺れた 小さい花はまるで そんな私のようで 不意に立ち止まった それでいいと それがいいんだと こんな私を愛してくれた 頬を伝う涙をそっと 拭ってくれた人 ただ 巡り巡る時を越えて 君と出逢えたことで 迷う日にも一人じゃないこと 君が教えてくれたから そばにいるから 心はぐれた時も 時計の針のように 何度も重なってまたここに戻るから ありがとうとかごめんねだとか ありふれてる言葉ばかりが 溢れ出した瞳の奥に 君の横顔映していた 俯く花にもう一度 光降り注ぐように どんな雨にも負けない強さで また大きく咲けるように 願ってるから どうか優しい風に乗って 君の 君の元へと ただ 巡り巡る時を越えて 君と出逢えたことで 迷う日にも一人じゃないこと 君が教えてくれたから そばにいるから