叶わないだけの夜に 君を想うだけなら笑っていた 吐き刺した君だけを 春がまた叫ぶんだ 君の中で僕は消えて 寂しさも水の中 何から明日を守ればいいのか 分からない 日もふえた 触れられずにいた傷を 君は知らないはずなのに 僕の指を握った跡が少し痛む 君の中で僕は消えて 僕の中で君は消えて 傷も癒えて その度に嘘をついたこと 赤が青に染まると 僕が君に溶けるの もう後悔じゃない もう後悔じゃない 最後の言葉だけ 聞き取れないのごめんね もう行くねまたね 君の中で僕は消えて 寂しさも水の中 何から明日を守ればいいのか 分からない 日もふえた 僕の中で君が消えて 話し方すら忘れ 目の奥に映る君の姿さえ また雨になる