蝉しぐれの下 君と歩いた道 風鈴が揺れて 時間が透き通る 遠雷の音に 重なる胸の鼓動 トンネルでこだまする 君の声がまだ響く 水面に映る君の顔 夕焼けに染まる 灯籠流し 流れていく想い出 「また会えるかな」小さく呟く声 その響きが 夏の終わりを告げていた End of Summer 見えないトランシジョン グラデーションのように 色を変えてゆく 消えてしまう前に 強く抱きしめたい 二人だけの夏が 静かに溶けていく End of Summer 見えないトランシジョン グラデーションのように 色を変えてゆく 消えてしまう前に 強く抱きしめたい 二人だけの夏が 静かに溶けていく 風が運ぶ蝉の声も 花火の残響も すべてが遠ざかり 心に残るのは 君の笑顔と 水面のきらめき それが僕らの End of Summer
