AWA

慰雨

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1
  • 2022.08.01
  • 2:41
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歌詞

風の吹かない地獄谷から見下ろした 海の果てで果てた命の残り滓が ドラマと呼ばれては またメロウに死す 目を開けたまま夢を見死す ざあざあと降り注ぐ雨は 誰もを同じように濡らした 白も黒も溶けてしまえば 透明に近づいて見えた ただいま ただ多大な想いを抱えたまま 枯れた花 嗅いだ香りはかすかだった 深紅に溶けて沈んでる 盲信してる世界地図 呼ばれなくても向かう足 湿った髪のフレグランス 触れることすら許されず この旅に体が馴染んでく 雨 降らせ ふりそそぐ雨は 全てを知っていた ふとみた水たまり揺れて 辺りをうつした 重なる過去 全てかさぶたで 抱きしめた記憶の彼方まで 愛を知ることができたなら 溺れることもなかったかな? 限りある懐古 書きかけた言葉 手がかじかんで先に進めない 体の温度が重ならない かき消して飲み込んでしまって 青々と全てが淀んで見えた 死骸たちの市街は 貿易によってもたらした それはまるで知覚のない花々が 日常を彩るためだけに進化した 凹凸のない遺伝子工作 もう哀しまなくていいようにと 願いを込められた プラスティックに恋い焦がれて 飲めど飲めども乾いた喉元に ふやける程を望んだ 毒でもいい この罪が錆びるまで 雨 降らせ ふりそそぐ雨は 全てを知っていた ふとみた水たまり揺れて 辺りをうつした 誰のものでもない空を 自分の為だと見栄を張り 明日を騙して終わりにしようと 消灯と同時ショートさせた途端 衝突しだす左脳と右脳 アルフォートが溶け出す 頃合いにわざと 仕込まれた爆弾は意地汚くも 時期がくれば皆 同じ黄泉路をたどるのだと ピタゴラ装置唯一の欠陥に 気づけなかった 人が降らした雨は 人だけに冷たい

1曲 | 2022

このアルバムの収録曲

  • 1.慰雨
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1曲2022年

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