おぼろげな三日月が フワリと浮かぶ夜 ひとつの場面を思い出して 取り戻してみた ふとした切っ掛けで 懐かしい感覚に 出会う瞬間は いつも やさしくてあたたかい 何気なく触れたものに 導かれていくような そんな偶然を繋げて流れていけたら まばらに通り過ぎる 車のヘッドライト 照らされるたびに 心を覗かれてる気がして 恐くてうつむいた でも誰も気づいてない それがわかってから また少しずつ歩き出した 時間を繋げるものは 誰の目にも見えない 操ることができれば この痛みは消えるのに 隠された深い意味などは 僕にはわからない ただその響きだけで 安らげればいい 何気なく触れたものに 導かれていくような そんな偶然を繋げて流れていけたら 時間を繋げるものは 誰の目にも見えない 操ることができれば この痛みは消えるのに