感傷的になってしまうよ この感応式の習性も 未だに縋りついていた 思い出は錆びつき始める そっと綻びも戸惑いも ありふれた日々の中で 少しずつ煌めいて 見えなくなった 愛はずっと此処に居て 気づけないまま日々は過ぎていく 喜びも悲しみも忘れていって 何処にも行けないまま 愛想尽かす彼奴も回送列車に乗って 途切れかけた言葉を 探しに行くのだろう それなりに上手くいって 得意げな現在は覚束なくて 怯えている足はじっと 底で根を生やしていく 零れ落ちる感情なら 初めから持っていたくなかった この日々を その意味を 愛おしく思えるように 愛はずっと此処に居て 今もきっと 愛はずっと
