ちっぽけな自分にため息こぼれたら 君に会いに行こう 限られた夏を一心に燃える 北の国の友に 万年雪が夕日に照らされて 茜色に染まる 疲れた体を投げ出し 眠れよと 静かに君がささやく ああ大雪よ ああ大雪よ その大きな腕を広げ 強く抱きしめてくれ 追いかけた夢が壊れてしまったら 君に会いに行こう こおりつく冬をじっと耐えている 北の国の友に 冷たい氷の下でふきのとう 春のおとずれ祈る 時の流れるままにまかせよと 静かに君がほほえむ ああ大雪よああ大雪よ その優しいまなざしでいつも見守っ てくれ ああ大雪よああ大雪よ どんなに遠く離れても 君は心の友君は心の友