空漠

歌詞

身体はただの入れ物 肌に触れる風と夜 意味を逆撫でて怒る 僕はそんな捻くれ者 誰しも産まれ落ちて問う 生きる意味は逃げ惑う 何も考えず過ぎた今日 明日の価値に化けるよう もう誰にも言えない事が増えたのに 当たり前に月に向かう蛾のように いつか光に溺れて 形を失くしてしまう 恋も愛も忘れて 何一つも残らず 歌ってたはずの歌詞は ただの文字になってさ 今全部持ってたって 持っていけないよ 何だって出来るよ 何も出来ないけれど 自由だって言うけど 君は分からないんだね 過去の払拭と思う 耐えがたい変化も 全部そうしておこう 恵まれていた反動 これは僕の歌で 君の歌じゃない これは僕の痛みで 君のものじゃないんだ 貼りつきそうな肌と体温が 生温くて気持ち悪いのは 空っぽな僕だからなのかな 訳もなく満たされたいよな 美浜の風に囁かれた 死ぬまで抱きしめて 本当に全てを歌うから 今すぐに満たされたいよな この部屋には充満している負の感情 誰かに会えば いや1人で ラーメンでも食いに行こう 相容れない人と人の隙間 アイツとの付き合い方 音楽との向き合い方 壊れそう 皆同じ 業を背負う 今もだ 戦う奴を戦わない奴らが笑うのさ いつか光に溺れて 失ってから気づく 何もかもを忘れて 死んだとき全て悟る こんな情報社会に放り出されて尚 必要無いものが増えて行くたびさ ずっと大切にしてた物さえ 捨てそうになる時が今はある ある 多分誰も悪くない 強いて言えば僕かな このままが良いとか 分かってるよわがまま 何も持って無いくせして 持ってるフリしてるよ やめよう もうやめよう 貼りつきそうな肌と体温が 生温くて気持ち悪いのは 空っぽな僕だからなのかな 訳もなく満たされたいよな 美浜の風に囁かれた 死ぬまで抱きしめて 本当に全てを歌うから 今すぐに満たされたいよな