行き合う空は群青 漂う雲は白銅 水平線も見慣れて 目蓋には揺れる残像 時を食む魔法だ 酔いがまわるようだ あの夏の記憶に あなたの気配を探し丸3年 向かい風 揺れる髪 感情の読めぬ横顔 砂埃 寄せる波 ただならぬ感傷 風が撫でたTシャツに 胸の形が浮かんだ 平らで 丈夫そうでなんか 思わず息を飲み込んだ そんな風の悪戯に 今も心彷徨って 年中 海辺に浸って 夏を待つようになったそうだ 誰の話だったっけ… 誰に聞いたんだっけ… 秋の空には 鱗の雲が似合う ラ ラ ラララ 冬晴れには 犬の散歩が似合う 春雨は流れに 小説を片手に Rainy 任せて 夏を覗き見る 季節を 駆けてゆく 風になりたいと募らす動機が 不純だ 風が撫でたTシャツに 胸の形が浮かんだ 平らで 丈夫そうでなんか 思わず触りたくなった そんな風の誘惑に 今も心彷徨って 年中 海辺に座って 夏を待つようになった 風が撫でたTシャツに 胸の形が浮かんだ 平らで 丈夫そうでなんか 思わず息を飲み込んだ そんな風の悪戯に 今も心彷徨って 年中 海辺に浸って 夏を待つようになったそうだ 誰の話だったっけ… 誰に聞いたんだっけ… で、どうなったんだっけ…