あの坂道は海へと続く坂道 遠い空の下 君は待っているのだろう くすんだ煙突の群れ 冬の香り ぼやけたうろこ雲 広がってく 雨が降ってる あの坂道を僕は1人で歩いた 遠い君の背をかすむ僕の影法師 大丈夫大丈夫と ぼやけた太陽 少し伸びた髪をかき上げたら 窓を流れる 雨が止んで 虹色で 君が笑ったなら 君の手を引いて ほら 坂道を走ってみよう 明日朝早く僕は行くよ 消えない涙の跡 手探りして 君は待ってる いつも こんなにも空は青く 僕らを呼んでる フィルムの隙間から 坂道が見えるよ ああ 君を連れて船に乗って行けば 青すぎる空 向こう側はきっと…