青々再会 君はいつも 何処かへ行きたがった わかっていたんだよ だめさ、 何処かへなんて行けないだろ いいよ、この腕の中は 君の口実にしていいから 宛てもなく一緒さ 君は飛びあがった 鳥のようにはいかなかった 行く手の低い三日月が 世界みたいに君を刺した 昨日優しくできた 今日はそれが痛くなった いつの日かその絶望は 僕の手に結んでくれ 心の音のほう ただいま、探せば そそけた想いは とびきり綺麗で泣けてくるんだ 青々再会 君はいつも 何処かへ行きたがった わかっていたんだよ だめさ、 何処かへなんて行けないだろ いいよ、この腕の中は 君の口実にしていいから 宛てもなく一緒さ 泣きべそのやり方 君と出会った瞬間から たくさん練習できたんだ それだけでなんて誇らしいや 心の音のほう ただいま、気づいて ほどいて戻して とびきり綺麗な君の将来を 編んでおいたよ 青々再会 あのまちがいも 青々再会 繋がっていただろ 青々再会 知らないだけだから すべて不正解の道だったってこと 正解なんてのは まちがいを逃れた空白でしかない 青々再会 君はいつも 何処かへ行きたがった もう大丈夫なんだよ そうさ、 何処かへなんて行けなくても いいよ、その腕の中を 僕は口実にできたから 宛てもなく一緒さ 消えなくてよかった 癒えなくてよかった あの日も、あの日の言葉も、空も 君と 僕のものだった