逆上がり 空走った かくれんぼすぐに見つかった ジャングルジムがこの世で 一番高い場所だった 都会のビルからは 見えない砂場の僕たちの城 どんな場所よりも落ち着く場所で すべて当たり前だった けどあっという間季節は巡って 今はなんとなくきっかけを探してる まるで想いが通じたように 久しぶりの電話かかってくる 「ちゃんと野菜も食べてるか?」 「相変わらずやってるよ」 「たまには帰っておいで」 「時間ができたら帰るから」 理由なんてものいらなかったんだ 帰ろう そうだ、帰ろう 「ただいま、おかえり」が変わらずにあった 今も一番素直になれる場所 いっぱい遊んだ日の服は泥んこ宇宙地図 やさしい時間ゆっくり流れ流れて行く いつもの公園四つ葉のクローバー 見つけては喜んだ 疲れたらまた帰っておいでと いつでもここは 心が帰る場所