「せーの」で走り出した僕の声は疼 きだす あの日浴びた風は君の声によく似て た 心に絡まる感情いっそ消してくれな いか? すべての景色達が同化して僕を叩く 僕らの町をそっと染めはじめた雪た ちが やけにいじらしくって僕はそっと目 を閉じた 見えないもの、見せたいもの 聞きたい音、聞かせたい音たちが 環状線みたいにぐるぐる回ってくだ け 煮え切らない魔法が とめどない声越えていって 絡まって ほら、消えてくよ やがて君もいつかは星になる それなら僕は風になるよ 君が寂しい夜には届いたらいいのに やがて僕もいつかは星になる ゼロならそこに君の温もりだけ ほら、消えないよ 君の中の僕は散りゆきまた過去を思 う せめてもの救いは 僕の君は生きている 見えないもの、見せたいもの 聞きたい音、聞かせたい音たちは 環状線みたいにぐるぐる僕の中で踊 ってるんだぜ やがて君もいつかは星になる それなら僕は風になるよ 君が寂しい夜には届いたらいいのに やがて僕もいつかは星になる 僕を支えた君の温もりさえ わかんなくなったよ 笑い合って、また語り合って 奪い合って、愛重ね合って 言葉ってほら無力だって わかってる だけど会いたくて… 悲しくて、ほら苦しくて 切なくて、でも優しくって きっとこれが君の愛なんだ 見えないもの 見せたいもの・・・