流れる砂時計は やがて終わり向かう 限られた空間で 悶えて尽きる 静かに壊される 過去の跡地 昨日の宴 新たに摺り替えて 骸にする 滅びの雨 ああ 止まない豪雨に逆らいながら がむしゃらに放つ弾丸で 何を貫ける Rain わたしは果てない混沌の海で どれほどの紛う偽物 吐き出すだろう 視界を遮ってく 人の群れの中で わたしを知るものなど いないと気付く 目指した入り口は 右と左 どちらが近い わたしが手に入れた 鍵は何処のドアを開ける ああ かじかむ両足引きずりながら 流されてしまう追憶の在処を探した Rain わたしは果てない混沌の海で 沈みゆく四肢を預ける場所探す 足りないもの 満ちては欠けてく希望 歪んでいく あなたを連れてく 領地(エリア) 望むものはたったひとつだけなのに 目移りする 伸ばす腕を背いて ああ 止まない豪雨に逆らいながら がむしゃらに放つ弾丸で 何を貫ける Rain わたしは果てない混沌の海で どれほどの紛う偽物 剥がせるだろう