ワイパーを止めて フロントガラスの空を覗き込んで 君が見つけた虹 ハンドルを握った僕はさっきから 雨が止んでたこと 気がつかなかった 初めてのドライブ 海が見たいって いつか君が僕に言ってたから 勇気を出した また雨が降って 誰もいなくなった海のすぐ近くの 公共駐車場 車の中から微笑み眺めてた 滲む水平線 手を握りながら 初めてのドライブ 生憎(あいにく)の天気 だけど君と一緒にいるだけで しあわせだった 止んだり降ったりして 心が騒ぐ 帰りたくない2人 ぎこちないドライブ 楽しかったけど 恋はいつも思うようにならない 天気のように 初めてのドライブ 海が見たいって いつか君が僕に言ってたから 勇気を出した