年の数だけの 赤い花から 摘みとりましょう 痛みの棘を お花を浮かべた お風呂の中で 息を潜めては その足音に 怯えているの 抱きなれた この体を 探したりしないで 記憶を消したい あなたの味を 忘れてしまいたい 生まれ変わるの 生まれ変わるの 傷つけた この体を 探したりしないで 神様が もし居るのなら あなたを突き落とせばいいのに。 わたしの影も わたしの夢も 貪りつくしたでしょう? 何を望むの? 何を祈るの? 抱きなれた この体を 探したりしないで 傷つけた この体を 探したりしないで 吐き捨てた 言葉など 踏みつぶして消して もうここには何も 残ってないの 何もないのよ ただ吐き気がするの