とある国の昼下がり ついに始まりました 直に来たる祝祭の 主を決める大乱闘! 王道の大本命に 新進気鋭のベテラン(?) ……に付き合わされてるご友人と 役者は揃ってます。 「悩ましいな! 如何様にして皆を出し抜くか……」 各々が備えた魔法で以て 黒猫が鳴いている。 開戦の合図は 皆様もおなじみ、あの言葉 両手高く広げ、 さあご唱和あれ! "Trick or Treat!" ショータイムだ! 相当、キッチュなパフォーマンス 手を叩け今すぐに! 覚めやらぬ一夜の中で 無礼講によって くるっと回って大喝采! 「絶対、王座は譲れない!」 プライドがそこにある 激化したステージは もう、キリがないので 明日に持ち越しで~ノシ 十余年の腐れ縁 私はもう懲り懲りだ…… 何かあれば連れ出され 振り回されてばかりなんです よ!!! そもそもこの歳になって 祝祭なんて馬鹿馬鹿しい…… 私は明日もバイトなんで 早めに寝るとします[__]ε|) 未だきっと あの娘は気付いていない その方が寧ろ好都合 今のうちに終わらせなきゃ…… 少しでも気付く前に! どんちゃん騒ぎの準備中 間に合わせろ絶対に! 「明日まで時間がないぞ!?」 「もっと急いで!」 非常にごちゃって大混乱!?!? 絶対内密! 勘付かれたら、そこで水の泡 良きように飾り付けたら 時間ギリギリ、準備完了です! 目を覚ますと 喧しいアイツら含め 誰もいない様子 「静か過ぎる……」 不安に思って、部屋を出ると "果たし状"が床に落ちていた。 「本当、バカみたい…… 付き合う身にもなってよ」と 呆れながらドアを開けると 綺羅びやかなケーキが一つ。 これは相当、豪華なパフォーマンス 手を叩け今すぐに! 覚めやらぬ一夜の中で 無礼講によって くるっと回って大喝采! 「「本日の主役ご登場?!」」 鳴り響くファンファーレ 突然の祝賀の中で 思考が停止、ショート寸前だ!? 再起動と、現状説明! 素直になれぬあなたにサプライズ! 出会いがどんなで形であれ 現在が良ければ くるっと纏めて無問題! 「誕生会とかはしゃいじゃって もう本当にくだらない……」 そう言った彼女の顔は どこか少し、 赤らんでいた気がした。 今日はHappy Birthday!!!
