クサリにしばられたぼくを見て 君はひととき泣いてみせたが すぐに敵に色気をみせて ぼくを殺せと指差した ああ、なんて冷たい火の鳥 ふりおとされるハンマーは 軽く頭をふきとばし ぼくの体は西へ東へ ゆっくりととびちった ああ、なんて冷たい火の鳥 昨日知った、ぜいたくを、 今日すてろとは無理さ でもぼくは、欲しかったよ、 ぜいたくすぎる君を <♪> わずかに残った左の耳に 君の口ばしがささやく お前はどうせひとつの夜、 笑い話にゃなりゃしねェ ああ、なんて冷たい火の鳥 昨日知った、ぜいたくを、 今日すてろとは無理さ でもぼくは、欲しかったよ、 ぜいたくすぎる君を ハイカラだよ君のやることは ぼくはとても似合わない ぼくはもうバラバラさ、 まるでゴミのようさ ああ、なんて冷たい火の鳥 ああ、なんて冷たい火の鳥 ああ、なんて冷たい火の鳥
