怪物

歌詞

囚われた自由がまた胸を締め付ける その度に心の奥を蝕んでいく 愛なきこの世界で 誰に嫌われようといいさ 不器用にでも君のことを守れるなら 乾いた眼 雨を切り裂いて 映る街 戸惑いに似た街灯が照らすは 傷を知らない者の流した血 さあ この胸を撃ち抜けよ 怪物と呼ばれし僕を 底にある思いなら誰も気付かない もう向けられた銃口すら 何故だか誇らしいのさ 僕だけに向けば 君は傷つかないだろう 囚われた光がまた闇に呑まれていく この痛みは 他の誰にもわかりはしない そう簡単な言葉で 表せられない時間の中で 複雑にも絡まった思いを解いていく 乾いた声 風を切り裂いて 震える手 涙に似た月の光芒が照らすは 君と思い出の地 さあ この胸を撃ち抜けよ 怪物と呼ばれし僕を 底にある思いなら誰も傷つかない もう向けられた銃口すら 何故だか誇らしいのさ 振りかざしたその正義は 誰にとっての「正義」なのか その唯一の希望は 僕に差し伸べられた手はもう 儚く消えていった さあ その引き金を引けよ さあ この心臓を撃ち抜けよ 怪物と呼ばれし僕を 結局は全て上辺なんだろう もう向けられた銃口すら 何故だか誇らしいのさ 僕だけに向けば 君に向くことはないから それでいいのさ 君の笑顔が戻るなら