この声が 届くまで この声が 響くまで 風に迷い ただ ただ 一人描く どうやら朝を迎えた 僕はすり減ってる 狂った世にせつかれて 今日もすり減ってる ごまかしで塗り固めた はりぼての毎日 気にしないで 涙は不意にこぼれて 傷口伝ってく 孤独を拾い集めて ため息のハーモニー クラゲのように浮かんで 部屋を漂っても 気にしないで 胸がこの痛みに喘ぐ あぁ あぁ この声が届くまで この声が響くまで 僕は迷い ただ ただ 一人描く ようやく夜を迎えた 君が飛び跳ねている 無邪気な笑みを浮かべて 部屋を散らかしてる 明日が息を潜めて 僕を突き刺しても 見て見ぬ振りで 君がこの痛みを撫でる あぁ あぁ 愛のまま 遠くまで 愛のまま 朽ちるまで 声を枯らし ただ ただ 君を叫ぶ 闇に逃れ 静かなる僕に触れた 誰かの声にも 応じない 揺るがない 今ここで歌う 君はこの胸のどこかで まだ まだ この声は届かないまま この声は響かないまま 明日を待つ 闇の中で 君に出逢い ただ ただ 一人描く まだ まだ 君を探す