地平線の向こうにある 太陽 明日のない子供たちには 届かない OILに汚れた鳥の羽は 飛び立つ青空があるのか 肌の色、髪の色、言葉 その違いは 問わずに 風はいつもどこにでも 同じように吹いてる 誰もが いまをあきらめずに 強く生きてる ある時は 報われずに膝をつき ある国では 凍えながら たえしのぐ 意味のない争(たたか)いのなかで 傷つけ 何を 見出せたの 決して消えない傷の痕が むなしさだけ 残すけど 風はいつもどこにでも 同じように吹いてる 人は 臆病者だけれど 強く生きてる 太陽のあたたかさを この星は握りしめて たった今生まれたばかりの 小さな手に 僕らは 何を握らせることが 出来るのだろう そして今終わり行く世紀(じだい) それぞれの 壁を越え 風はいつもどこにでも 同じように吹いてる 誰もが 愛するもののために 強く生きてる 風はいつもどこにでも 同じように吹いている