夏祭りのあと 帰れない二人 もどかしげな線香花火のように ゆらゆら ゆれてはじけ消えゆく 隣で君がさびしそうに微笑みながら 「来年もまたね・・・」って 言うから 僕は強く 小さな手を握り締めて歩いた ♪ 話しててもどこかうわの空 もうそこまで来てるさよならの季節 よく遊んだ公園も今は 人気もなくかなり荒れ放題 「わかっていた」と強がってしまう 自分を責める なつかしい匂い 残る 道を わざと遠回りしながら歩く ふらふら 夜風素肌に受けて 月を覆う者憂げな雲の流れをみて 永遠を求めたりして いつまでもつないだ手を 離せずにいるんだ ♪ 夏祭りのあと 帰れない二人 もどかしげな線香花火のように ゆらゆら ゆれてはじけ消えゆく 君のいない町に残されて上手に愛を 育てていけるだろうか? 線香花火 落ちないように 愛をつなぎとめるように