親指が出会った 人差し指居場所を探した 中指薬指を導いて 小指が優しく包み込んだ 白いスニーカー達 アスファルトの上で踊るように 規則正しく反復続くよ まるでせわしない僕たち 二人の境界線が 同じ間隔になるように 背伸びした僕の影と 君の影は平行線 よってつかず離れず 往来往来繰り返す 僕が刻んだら 君も刻み返してよねぇ 永遠を始めよう トレモロみたいに 急に始まる指相撲 押さえ込んだ君 なだめるように そっととったリズム 二人の間を伝播する 始まりの合図なんて 誰にもわかるはずないでしょ まるで果てしない僕たち 二人の未来地図が 同じ縮尺になるように 背伸びした僕の影と 君の影は平行線 触れては跳ね返す 往来往来繰り返す 僕が刻んだら 君も刻み返してよねぇ 永遠を続けよう トレモロみたいに