くもりガラス なぞる雨 ふと蘇る 君は誰 温もり近く 感じれるだけ 遥か遥か遠く 泳ぐ影 目には見えないものが 今も僕ら怖くて 起きてもない悲劇に 今もおびえて眠る 自分で消去した夢 それが首を締める あっ。何かが消えた秋 この街の空に また目を閉じても 匂う金木犀 もお手を伸ばしても 届かない季節 通り過ぎた もー少しなんだ あと少しなんだ 手を伸ばして初めてわかった 一人ぼっちの夜も 星に願う奇跡を 何も起きないってわかってるけど 目に見えてるものも どこか拍子抜けして 起きもしない奇跡に 今日も期待して眠る あの日膨らませた夢 それが足枷になる もー全てを捨てて ありのままで また目を閉じても 匂う金木犀 もお手を伸ばしても 届かない季節 通り過ぎた