さびついた涙腺が もうすぐで壊れそう 曖昧な朝焼けと 身代わりのくもり空 やりたくてやれなくて やらなくてやりきれなくて あきらめて忘れては その時をもてあそぶ 靴の底は擦りへったまま 雨が降ると走れないまま たばこ屋の屋根の下で ずっとずっと雨宿り ずっとずっと雨宿り 食って寝て泣いて 腹へってまた食って まわってまた同じ所に戻って 繰り返し繰り返し失敗も後悔も もう飽きたんだ だから僕は泣けない 一番の友だちは裏側の自分だから いつまでも勝てなくて 時々はつらくなる 食って寝て泣いて 腹へってまた食って 今日もまた同じところで悩んで 迷った道で拾った何かを ポケットにつめて 食って寝て泣いて 腹へってまた食って 繰り返し繰り返し 変わらない毎日を 送ってるはずなのに 君はずいぶん変わった まわってまた同じ所に戻って やぶれそうなポケット ほらもう泣けるはず