淡々と風を横切れば お気に入りの帽子飛んでいった トントンと階段登ってみれば ちっぽけな街が広がってた そうだった いつだって私は 誰か様が踏んづけた けもの道を歩いてきた 優等生さんだ 123のシナリオは ここでまさかのイレギュラー 役者が揃う前にさあ 始めよう 溜息を吸ってさ ハダカになってさ 走り抜けていけ! アスファルトを飛び跳ねて 立入禁止看板のフェンス越えて 恋はもうしないでいい 振り向かないでいい 声に出していけ 重い想いは振り払え 起死回生の今がチャンスだ ラインを壊せ! コンコンと踵を鳴らせばほら 胸の中で何かがスウィング ほらね そういえばそう君は ジャングルジムに登ってさ ごきげんに夢を語ってた キラキラな瞳だ 321のピストルは 乾いた音を響かせた フライング気味に切るスタート 始めよう スピードを上げてさ ブレーキはいらないさ 走り抜けていけ! そのゴールなんて二の次だ 燃料が尽きるまでギアを下げるな 息が切れたってさ ぐしゃぐしゃになってさ 夢中になっていけ 声が届かなくなるまで 足踏みにリズム任せて 刻むビート あの日の後悔だとか 臆病なアイツは置いてって 溜息を吸ってさ ハダカになってさ 走り抜けていけ! アスファルトを飛び跳ねて 立入禁止看板のフェンス越えて 恋はもうしないでいい 振り向かないでいい 私の行き先は私が決める 起死回生の今がチャンスだ ラインを壊せ!