誰もが皆 未来も見えずに 砂漠を彷徨った旅人みたい 願うように放った声は 力無く誰にも届かずに消えていった 幼い頃描いたキャンバスをはみ出す 夢も いつか破れ風が攫ったこの世界で 君の眼に映る全てが 綺麗なものであるように… 汚す者がいるのなら 僕は許せないだろう 光射す未来を君が 微笑んでいられるなら 信じた方角へと向かって 前に歩けばいい 強い陽射し 影は色濃く 鮮やかな視界をモノクロに染めた 傷みもこの弱さも今となれば 愛しいけど 後戻りも出来ない程に壊れていた空 砂漠のような世界でも 愛せるものがあるなら 形振りも構わずにこの身を 闇に染めよう いつか君が立ち止まり後ろを振り 返る時 僕は空へと昇って君を癒す 雨となろう 君の眼に映る全てが 綺麗なものであるように… 汚す者がいるのなら 僕は許さないだろう 光射す未来で君が 微笑んでくれますように… 間違いは僕だけでいい 君のままで歩けばいい
