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怒り組曲 (prologue〜怒りを吠えるけもの〜Walking down the street〜DEAR A)

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  • 2021.03.03
  • 22:13
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歌詞

「怒り」 「怒りを吠えるけもの」 a beast with a flower of beautiful anger a beast with a flower of beautiful anger 君が美しいのは 怒りとつながっているときだ 君が醜いとき 君は怒りを押し隠している 君の強さは 君の怒りから来ている 君の弱さは 怒りの弱さから来る 君は怒りを吠えるけもの 怒りとともに歩く 君は君より大きなものに怒り ときにそれは自分自身である a beast with a flower of beautiful anger a beast with a flower of beautiful anger 言葉の暴力も肉体の暴力も 兵器による暴力も 怒りと切り離されねばならない 怒りはそのまま 君そのものとしてあらわれるのだ 怒りは純粋に怒りのまま燃える 赤く黒く激しく銀色に 黄金色に 君は怒りを吠えるけもの 君は怒りとともに歩く 君の魂の激しさは 君の怒りからはみ出した何かであり 君のずるさは 怒りへの軽視から来る デモ隊の諸君、君たちは路上の花だ 蛇行して咲く植物だ 瞬間ごと、 路上にグラフィティを描き去るのだ ツタからませ 車止め 葉を茂らすのだ 歩くことは 人類のあけぼのに帰ること マーチは私たちの本能 瞬間ごと、 路上にグラフィティを描き去るのだ ツタからませ 車止め 葉を茂らすのだ デモ隊の諸君 私たちはマーチを続けよう 歩く 歩く 歩く 「DEAR A」 DEAR A Dear M Dear R Dear K Dear all deads Dear all livings 死んだ人間も多いけど、 生きてるやつらもたくさんいるんだ 泣いてる人間も限りないが 微笑みだって少なくない エコーと実音を比べても、 しかたがないよ 鳴ってる音が鳴ってるのさ それを聴いているのは生者だけか 我々を通して死者もまた耳を 傾けていないだろうか それどころか死者を通して 我々もまた聴けるのではないか 聴く機会を失った人間を思うことで 今鳴っている音の重大さ とりかえしのつかなさを痛感して そして死者もまた 禅は問う 片手の音やいかに、と 「隻手声あり、その声を聞け」 と 両手で鳴らす音があるならば 片手で鳴らす音はなんだ、と その音は死者を通して聴こえるんだ Dear S Dear G Dear J Dear U Dear B Dear G Dear H Dear all dead friends Dear all livings RIDDIM RIDDIM Listen to them 夜の 闇深い坂 点々と赤く燃える 木のかけら 白く消える煙 それがたより 足音 生まれに来ている者ども うねる道を歩き下り 闇 目は閉じたも同じ 暗闇 音と香り 歩く 歩く 歩く そして突然私たちは光に包まれ 生まれ 大きく息をつき 私たちは ようこそと 言われる 喜びへと ふたたび生まれた 私たちは 繰り返す新しい命 古きものの死 祈り 光 ようこそと 言われる 私たちは ようこそ と言い返す 歩く 歩く 歩く Hello, It's me It's

6曲 | 2021

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