砕けた夢の欠片を 拾い集めながら このまま暮らして行くよりも 帰ろう あの ふるさとへ 光に集まってくる 夏の虫と同じさ 光が消えてしまったなら どうにも 行くあて無しさ いつまでたっても 根無し草の 風に吹かれ フラリ コンクリートに咲く花には とてもなれそうもないから あぁ そろそろ 潮時かな 道しるべなんて どこにも無い 一方通行 場借り もう少しだと あと少しだと 誰か言ってたけど あぁ 今夜も 公園のベンチ さよなら愛しい友よ さよなら高層ビルの明かり 淋しいけれど辛くはないよ 歩き出した気分さ 零から壱へと向かおう あの日のあの人の様に 久しぶりに親父と二人きり 田舎の酒でも飲みたいよ あぁ やっぱり 潮時さ