村祭りがこわそうで抜け 出したふたり 西の空燃えるようで見とれるばかり 波の音が良さそうで渚道下り 流れ星空の向こうへ消え去るばかり 夜の道は蛇のようにくねくねと 曲がり そこかしこに袋小路さまようばかり 嗚呼 華やかな街の方へやってきたふたり 光に目がくらみそうで驚くばかり 人のいないところへ 行きたかったふたり 壁際で息をひそめ寄り添うばかり 街はずれのゴンドラに 乗ってみたふたり 結んだ 手ほどけぬように見つめるばかり 嗚呼 村祭りが終わりそうで 帰ってきたふたり 明日もまた話そうね それじゃおやすみ
