伝説の波がやって来るとき まぼろしの虹が現れるという 今 あなたの瞳にうかぶのを 私は待ち焦がれていた もう 恐れさえ味方にして 向かってゆくよそこまで 夢に見た雲がうず巻いている 陸からの風を背中にうけて 速く 遥かなる時を超えて やっと巡り会えた恋人よ あなたのために 生まれて来たの 漕ぎ出した肩先には 見る見る立ち上がる水の壁 昇りきったら 愛し合おう まぶしさに閉じた瞼の裏に 永遠の虹が灼きつけられる 強く あなたに身をまかせたなら さあ時空のダンスを踊ろう モーゼのように 海を分けて 伝説の波がやって来るとき まぼろしの虹が現れるという 今 あなたの瞳にうかぶのを 私は待ち焦がれていた もう命さえ追い越して 向かってゆくよそこまで 夢に見た雲がうず巻いている 明日からの風を背中にうけて 速く 速く
