思い出せば 前ぶれは確か 自転車のって やってきた 背中に 飛びきりの 陽を浴びながら 追いかけても 逃げてった クジラ雲も 今日なら 頭の上でまだ こちらを見てる 笑いながらね チューブ 踏んづけて 飛び出た色は 洗っても 洗っても 落ちなかったけど ライチの実を ひとつほおばって にごった もやもやと さよなら できたら すれ違う人や 道に咲く 踏まれそうな 花びらも あぁ すてきに みえる 誰かにまた 会いたくなる 草むらに ねころんで さぁ 物語はじめよう パンと蜜を めしあがれ ♪ まぶしくて目を ほそめてるすきに 小さなぬくもり 入り込んだ とうとう わたしにも その日が 来たのね 秘密のマシーンの スイッチひねって すべてはついに 動き出す 歯車 ガタゴト まわるみたいに おびえながらも あせた色の しみや 古いキズは こすっても こすっても 消えなかったけど いつかはみんな おいしくなって じっくり煮込めば さよならできるね すれ違う人や 道に咲く 踏まれそうな 花びらも あぁ すてきに みえる 誰かにまた 会いにゆける? 草むらに ねころんで さぁ 物語つづけよう パンと蜜を めしあがれ ♪ さよならできたら すれ違う人や 道に咲く 踏まれそうな 花びらも あぁ すてきに みえる 誰かにまた 会いたくなる ゆりかごみたいに ゆられるまま 寄りそって ねむの木に 手が届くまで ♪