ぜんぶ片づけて地図を広げる それが地球でここに住んでいる 空に舞い上がり星空見ても 思い出すものはもうそこには無い はやいスピードで回り続ける 軽い重力で交信し続ける 空気と気配があれば聴かせてくれる 調べのなかに幻がある ぜんぶ眠りつき夜がすぎるから それが地球で鮮やかに帰る 晴れた朝になって土のにおいに 思い出すものはすぐそこにある 雨上がるこの線路の先へ 染上げる赤黄緑へ 強い心はまた震えて棲む光 ぜんぶ片づけて外に出てゆく それも地球でここに住んでいる 坂を上りきり青空見てて 思い出すものはいまここにある