僕は日陰っ子 ああ かくれんぼ 叫んだって 僕は亡霊 声も出せずに 君の隣で笑っていた 分かっていたはずの天気雨 いつも僕は傘の中 君は気づいてた? 息を切らして追いかけた 転んだらもう傷だらけで ほら おいてけぼりなんだね 1番乗りで声を枯らす泣き虫な君は 弱虫上手で 誰かそばにいるんだ 青い空の雲ばっかが僕に微笑んで 忘れちゃったかな?大切な忘れ物 気づいちゃくれないんだ もう嫌だ 日陰っ子 ねえここだよ 叫んだって 僕は亡霊 空が晴れても惨めな雨は 君のせいだ 日陰っ子 ああ 日が落ちて かき消された声と残像 夏のようなその笑顔に みんな目が眩むから 太陽を見失ってしまった僕は 夏に囚われた亡霊だ