たられば

歌詞

泳ぎだす 夜の果てに 天使に会った気がしたんだ 繰り返す日々の中で薄らいでいく 想いとか いつかのあの笑顔まで 消えてしまっていた 減点するような目で映した 生活はきっと 幸せの形変えてしまっていた 無垢な足取りで 羽ばたくように すり抜けていくから 置き去りのまま ふわり漂う色彩 泳ぎだす夜の果てに 天使に会った気がしたんだ 音を奪った 背中を見つめていた ここにある想いの向こうに 手を伸ばして触れたかった きっと叶わないものとしても 消えていく記憶自分で消した記録 iPhoneに残る歪なカメラロールが 思い出を強く刻みつけたりして 浮き沈みの波 息ができないな 過ぎた時間の澱 曇ったグラス 涙のような雫 指で拭った 流れ落ちる足枷 あの日見た知らない君を いつまでも感じてたかった たらればだけ 何度も口にしてる 滑るように舞い上がっていく 軌跡を追い続けていた 今は忘れてしまいたいのに 想像は有象無象 もうそんな逃走背走に相当 甘えてる離れてる現状と 重ねてく奏でてる現象を あり得ない事とバカにして ずっと空回りしてる浅い知性を 呪詛のように吐き出して ふと見上げた明けの星 あの日見た知らない君を いつまでも感じてたかった 泳ぎだす夜の果てに 天使に会った気がしたんだ 音を奪った 背中を見つめていた ここにある想いの向こうに 手を伸ばして触れたかった きっと叶わないものとしても