果てしない波のきらめきに憧れて 手を伸ばした 指先をすり抜けるように 流れ落ちてしまうのに 小さなガラス片が 見えない傷をつけて わたしを叱るように ちかちかと痛んでいる 時は 海のように 波のように わたしたちを 引き寄せては離すけど 忘れない あなたのこと いつまでも胸の奥で 息をしていて 遥か遠い あの水平線 到底届かないと 漕ぎ出せぬ舟に乗るわたしを 送り出してくれたあなた 立ちすくんでしまうたび 目に浮かぶ その瞳 きっとめぐり会えたから ここまでたどり着けたの 愛が 海のように 波のように 優しく抱き寄せては励ますから 手放さない この夢を 信じてくれたあなたが 待っている場所まで それは 海のように 波のように この胸の奥で今もきらめいてる 信じてゆく この道を 愛してくれたあなたが 待っている場所まで