こぼれ落ちた景色が今 涙に変わる 頬を拭う温かい手に くちびる添え 何気ない日常が 透明に流れる 色めく時でさえ 消えてく 終わりが怖くなるほどにね あなたの色 染まっていく 壊れることさえ厭わないのに 冷たい煙に今日も抱かれる あわよくば見方 輝きは消えた 微熱残して 並んだ影だけが二人を照らしてる 確かな嘘だけが真実 こぼれ落ちた景色が今 色に満ちた過去に触れて 終わりは来ると分かっているのに どうして終わりを嘆いて泣くの こぼれ落ちた景色を一つ 拾い上げて空に投げた 終わりは来ると分かっているのに どうして涙は頬を伝うの