ああ この夢はもう長くない 僕らの教室も長い廊下も 毎日見ていた黒板も もうあと少し 忘れられない思い出が 僕の中にあっても 寂しさは消えない 意外とみんなすぐ帰る 受験終わってるのに 慌ただしい日々が僕らを未来へ 運んでゆく 先生の言葉も重みを増してゆくけど 僕の背中をポンと押す ああ 座るたび軋む椅子で ノートを開いて文字を書く こんなに普通のことなのに ああ どうしてだろう 家に帰り ソファに座って同じことしても 同じにはなれない あと数回の登校で僕ら離れ離れさ 会いそうで会わない人が 本当に会わなくなる クラスメイトという呼び方も 言えなくなる もうすぐ消えてく さよなら ああ この夢はもう長くない 僕らの教室も長い廊下も 毎日見ていた黒板も もうあと少し 目に焼き付けて 卒業の前に この気持ちを やり残したくはない 夢は思い出せない 寂しさは消えない
