窓の外には どんな世界が待ってるの? 寝転び君に話した 私の思う私 カーテンを開けたまま 君が眠る時間を待つ 明日の夢を歩けば いつか飛べる気がするの 知らないことばかり 幼い記憶 水面踊らす 聞いて、どうか話を聞いて あの子に会えるように 月明かりが滲む 夢見心地な吐息に 何色を混ぜれば 振り向いてもらえるだろう 華やかに埋めても 飾ることなく消えゆく 描いた景色は まやかしのまま 眠らずにいて。 君は静かに目を瞑る 世界は眩しく回り 秒針は朝を告げた 透き通る日差しは 部屋を甘い香りで満たす 聞いて、どうか話を聞いて もう君に会えない? 照らされた白紙は 皆が羨む輝き “堪えた涙より 流した涙の光” 日々重ね塗られて 足りない色に気づくの 描いた景色は まやかしのまま くすんだ思い出も 怖がらず筆にとって 好きな色だけでは 彩るには足りなくて 隙間ないパレット 私の自由の証 描きたい景色に 嘘はいらないの 約束をして