素直になれない迷い星が こっそりと頬を濡らしている 泣いてたのは僕だけじゃない 丘の上で星空を見上げていた 遠い記憶よみがえる あなたの影追いかけた 無邪気なあの日 地平線から消える太陽に また会おうねと約束したのは 強がりじゃない 旅のはじまりの合図 迷い星たちは離れていく 憧れのままで 悔しいまま 忘れようとしたり 追いかけたり 本当に言いたいことは 言えずに―― 真実はいつも美しくて 掴もうとすると儚く逃げる 漂い着いた はぐれた星に 寄せては返す波が 手を伸ばし 再び攫っていく 迷い星たちは遠ざかっていく 宙の迷宮へと その果てへと 弱さと強さを融かしながら 朝が来るのを待っている 一人で―― la la la la 忘れないで la la la la 迷い星たちよ la la la la 覚えていて いつの日も 求める光はここにある 迷い星たちは離れていく 憧れのままで 悔しいまま 諦めてみたり 嫌ってみたり 本当に欲しかったものは―― 迷い星たちは遠ざかっていく 宙の迷宮へと その果てへと 忘れようとしたり 追いかけたり 本当に言いたいことを 言わなきゃな……