つぎはぎ

歌詞

今日も朝が来てしまった 出来ない事だらけなのにさ 俺は 身体に残った 紫色の痣はさらに増えていって もはやアートだなと 笑おうとしたけど駄目だ 足は予期せぬ方向に歩き涙で 目の前は曇り 体育のゴールネットが揺れる度に なんでいるんだ 役たたず 場外からも飛び交う罵声 耳を塞いで 早く終わってくれと思ってた 不幸が連鎖し どこからともなくボールが当たり 血が出て 周りから飛ぶ舌打ち いつも見ていた 隅からの普通の人達の行動 俺もああ出来ていたら 両親を悩ませる事も 無かったか 俺もあんな風に動けていたら いつも人とどこかズレて 努力で治せたら苦労はしない 練習をすればするほどようやく 人並みになるのが やっと それでも貴方は甘えだと叱るんだろ 変な足取りもわざとじゃないから 障がい理解を生涯してくれよりも 同じ人間として 見てほしい 記憶が蘇る物は 決まって 忘れてしまいたい物ばかりです 自分から笑って逃げてる同級生とか 黒塗りされて思い出せない顔 かがみに映る自分の顔が 本当に憎くてたまらなかった 消えてしまえばどれほど良かった 消える 勇気なんてお前にはあるのか？ いつも通りだった これが答えを言う 友情 それじゃ本当じゃないよ それも後から知ったよ 厳しくしていけばいつか報われる 嫌いなあの時の先生のような事 自分に対しても 気がつけばしていた 忘れられてしまうのが怖かった 今も同じさ だから良かったと思う思い出を かき集めた 忘れたらゴミになるのにな いつも人とどこか比べ 努力で治せたら苦労はしない 練習をすればするほどようやく 人並みになるのが やっと それでも貴方は甘えだと叱るんだろ 変な足取りもわざとじゃないから 障がい理解を生涯してくれよりも 同じ人間として 見てほしい 欠けた者が欠けた者を笑う時代で 報道されず SNSでは本物笑のリスト入りだって 欠けてばかりの俺たちが 役立てるとこを 見つけるって余裕も今の社会には 無い事知ってます だから、 いい人の影にコソコソ隠れて 障がいが病気だから治しますって 調子良く商売する支援事業所さんへ 実態は 指導よりの区別と強制 ずっと上手く分けられない貴方との 本音と建前 組み換えされない教えられた常識で 世界はもう回っていないって先生 いつも人とどこかズレて 努力で治したら苦労はしない 練習をすればするほどようやく 人並みになるのが やっと それでも貴方は甘えだと叱るんだろ 変な足取りもわざとじゃないから 障がい理解を生涯してくれよりも 同じ人間として 見てほしい