厳かに開き 美しく散る 双頭の華のように 重なる鼓動は ひとつに溶けて 未来(あした)を 夢視る 茨這う 窓辺から 色の無い 世界を見てた 探り合う 互いの手 錆び付いた 定めの鎖を解き 拒まないで 瞳をあげ 今のわたし 受け取って 光を翳して 影をいだいて その狭間生きている 見えない剣で 強さを飾り 目覚めていくたび ひとりきりじゃ 誰も 淋しすぎる 苦しさのなかで食む 愛はまだ 裏切り知らぬ果実 結びましょう 放ちながら わたしたちの 傷痕を 厳かに開き 美しく散る 双頭の華のように 重なる鼓動は ひとつに溶けて 未来を 夢視る きらめくほど前に進めないの 揺蕩い抗い戦っている この蒼き闇の底 恐れる相手は自分自身ね 敵などいないの 光を翳して 影をいだいて わたしたち生きている 見えない剣で 強さを飾り 目覚めていくほど もうふたりは きっと淋しすぎる
