君の見上げたその先には一体何が映っていたの? 流れ消えてゆく雲のように冷たい風が君を連れてゆく あの日のままの君を閉じこめた時計が鐘を鳴らし始める 時の流れは残酷すぎていつまでも僕を苦しめる 君が側で笑ってることが当たり前に思っていた… この手を差し延べて祈り続けても触れることも出来ない君は 白い翼をそっと羽ばたかせ、ゆっくりと手を振り笑ってる ふと気がつけば遠くに見上げた空が激しく哭いている 静かに微笑むそんな君を抱きしめてそっとキスした そんな僅かな喜びでさえ二度と戻りはしないから 時の流れは残酷すぎていつまでも僕を苦しめる どれだけ時間が流れ過ぎても忘れることなんて出来ない 最後に見せたあの微笑みは僕の中で生き続ける 誰より君を愛したから