五月雨達が草木を湿らす 個々の色彩と 滲んだ原色を 鮮やかに映るモノクロームの過去 あぁ 遠く離れて 伝った頬の意味を解く あの高層ビルの様に 全て見透せたのなら 届くような気がして ハローハロー まだ消えぬ様 確かめるように触れた 色褪せるでもなく 鮮明に浮かんで ハローハロー 呼ぶ声遠く 空白に触れた先の 色は紛れもなく 鮮明に浮かんで 今 共鳴しあって 響く一つ一つよ 時を重ねる様に 今 共鳴しあって 響くカランコロン 生命の足音を 其処に満ちた 染色体と広がる景色の存在を 染まる24時間の街風 僕 誰? 祈るように夢に咲いて 淡く染まる色彩 抱いて 染まる24時間の街風 僕 誰の声 ハローハロー 耳を塞いで 聞こえる呼吸は遠く 何かを求めては 消える 水面に浮かんだ過去 ただ鳴く 夜光虫 伝った雫引き換えに 色は紛れもなく 鮮明に浮かべて 誰も知らない世界 指先彩る過去の行方に 塗り重ねた 未来の上に 描く足音を彩る色彩 其処に満ちた 染色体と広がる景色の存在を 染まる24時間の街風 僕だけ 祈るように夢に咲いて 淡く染まる色彩 抱いて 染まる24時間の街風 僕 誰の声