光り群がる月夜の果て 絡み歪む世界さえ 紡いだ日々の 悲しき現実(ゆめ) 時を刻み記すとき 今を超える過去と未来 その扉は・・・ 大いなる意思の導き 罪なき羽 この胸に感じる 戒めの羽ばたきは 意思となって 叫びあげる幾重の世界 永久(とわ)に続く切れない糸 怯え続けた嘆きの闇 痛み消えぬ運命(さだめ)なら 繰り返される時の中で 何を祈り眠るのか 二度と来ない明日はないと その孤独を・・・ 抱きしめて闇を進めば 安息の地 消し去った記憶と 身代わりの痛みさえ 蝶となって 震え叫ぶ救いの月夜 祈り捧ぐ無限の声 この胸に感じる 戒めの羽ばたきは 意思となって うねりあげる棘(いばら)の道へ 朽ちた夢を突き刺す針